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🌙第1章 はじめに ― “常世の郷”塙町から世界へ
1-1 福島県塙町の風景と空気
福島県南部、阿武隈山系のやわらかな稜線に抱かれた塙町(はなわまち)は、標高200-600 mほどの里山と清流・久慈川水系に囲まれた人口約8,000人の小さな町です。
春は桜、夏は鮮やかな棚田の緑、秋は那倉川や川上渓谷の紅葉、冬は透き通る寒気と四季の表情がはっきりしており、都市部では味わえない「山里の濃い季節感」が魅力です。
1-2 “常世(とこよ)の郷”と八幡太郎義家の伝説
平安時代、この一帯は豊かな水と森に恵まれ「常世の郷(永遠に繁栄が続く理想郷)」と語り継がれてきました。
源氏の武将・八幡太郎義家(はちまんたろう よしいえ)が奥州遠征の途上で羽黒山に陣を構え、若侍の死をきっかけに“龍退治”を行った――という説話は、赤岡・千本・蛇頭など町内の地名にも影響を残しています。
遠い昔の物語が今も祭りや史跡となって息づいており、静かな山里にスケールの大きな歴史ロマンを重ね合わせてくれます。
1-3 焼酎文化を育む天然条件
- 硬水(こうすい)
阿武隈山系の花崗岩層をくぐり抜けた地下水はカルシウム・マグネシウムなどミネラルを豊富に含む硬水。ミネラルが多い水は発酵を力強く押し上げ、仕込みにコシのある酒質をもたらします(「硬水だからキレが良い」と言われるゆえん)。 - 大麦栽培に適した寒暖差
昼夜の気温差が大きい内陸性気候は、穀物のデンプン質をじっくりと蓄えさせます。塙町では古くから大麦や蕎麦の栽培が行われており、“麦焼酎”の原料が地元で完結できる環境が整っていました。 - 清冽な空気と小規模集落
空気中の雑菌が相対的に少なく、発酵室(こうじ室)や貯蔵庫に持ち込まれる微生物リスクが低いことも、良質な焼酎造りを後押ししています。
1-4 この土地から生まれた地域ブランド焼酎
こうした風土的アドバンテージを背景に、休眠していた旧蔵を再生する形で誕生したのが 奥久慈塙蒸留所 です。
地元産大麦と硬水に徹底的にこだわり、わずか十数名の精鋭チームが仕込みからボトリングまで一貫して手掛ける“クラフト焼酎蔵”。
やがて世界的な品評会での受賞につながる物語は、すべてここ塙町の自然と人の情熱から始まりました。
用語メモ:硬水
硬度120 mg/L以上の水を「硬水」と呼びます。カルシウム・マグネシウムが多い分、発酵過程で酵母が元気に働き、蒸留後のアルコールの後口をシャープにする効果があります。日本では軟水が主流のため、硬水仕込みの焼酎は味の輪郭がクリアに感じられるのが特徴です。
🌙第2章 奥久慈塙蒸留所のストーリー
2-1 休眠蔵を甦らせた“ふるさとプロジェクト”
かつて塙町では、地元住民に親しまれる焼酎が造られていましたが、震災などの影響で製造は一時途絶えていました。
「もう一度、塙の焼酎を復活させたい」
――その声を受け、同郷の有志が立ち上げたのが奥久慈塙蒸留所です。休眠していた旧蔵の敷地に新たな設備を導入し、2024年に操業を再開。町の誇りだった“おらが焼酎”が再び息を吹き返しました。(ふくしま彩り便)
2-2 少数精鋭で挑むクラフトチーム
仕込みを担うのは、製造責任者を中心とした十数名のチーム。
原料の選定、麹づくり、発酵管理、蒸留、濾過――すべての工程を自分たちの目と手で確認しながら進める徹底ぶりが、高い品質を支えています。(ふくしま彩り便)
用語メモ:減圧蒸留
蒸留釜の内部圧力を下げ、低い温度でアルコール成分を気化させる方法。香味成分の劣化や雑味の発生を抑え、クリアな酒質に仕上がります。
2-3 ブランドコンセプトは、「FREE STYLE SHOCHU」
蒸留所が掲げるコピーは「焼酎って、自由だわ。」
従来の“お湯割り・水割り”の枠にとらわれず、カクテルやソーダ割りなど多彩な楽しみ方を提案しています。
若い世代や海外のバーテンダーにも届く、軽やかでモダンなブランドイメージが特徴です。(atpress)
2-4 地域とともに育む循環型モデル
- 地元産大麦100 %:塙町の農家が栽培した二条大麦を一部使用し、原料づくりから関わる仕組みを構築。(ふくしま彩り便)
- 阿武隈山系の硬水:鉄分が少なくミネラル豊富な硬水を地下から汲み上げ、コシのある酒質を実現。(ふくしま彩り便)
- 雇用と観光:直売所・見学ツアーの開設により、町内に新しい雇用と交流人口を生み出しています。
2-5 世界が認めた品質
- Kura Master 2026(仏) 麦焼酎部門 金賞 – 「塙 水毬」「塙 玄毬」(奥久慈塙蒸留所)
- TWSC 2025(東京) 最高金賞 – 「塙 燈毬」、銀賞 – 「塙 水毬」(atpress)
小さな里山の蒸留所が、わずか数年で国際コンクールのトップを獲得。丁寧な手仕事と地域資源へのこだわりが、世界に通用する“唯一無二の味わい”を生み出しています。
🌔第3章 世界を魅了する受賞歴
3-1 フランス発「Kura Master」で2年連続ゴールド
クラフト焼酎として初めてフランスの酒類コンクール Kura Master に挑戦したのは2025年。
翌 2026年、本格焼酎・泡盛コンクール〈麦部門〉で「塙 水毬」「塙 玄毬」の2銘柄がそろって金賞を受賞 し、一躍世界の舞台に躍り出ました。
審査は、MOF(フランス国家最優秀職人章)ソムリエや一流レストランのシェフを中心としたブラインド方式で、「麦本来の芳香の鮮明さ」と「硬水仕込みによるくっきりした余韻」が高く評価されたと発表されています。(奥久慈塙蒸留所)
ポイント
- フランス人ソムリエが主体の国際審査
- 食中酒としてのバランスや多様性を重視
- 日本国外での販売チャネル開拓に直結するプロモーション効果
3-2 アジア最大級「TWSC」での快進撃
日本発の蒸留酒品評会 Tokyo Whisky & Spirits Competition(TWSC) では、2025年に「塙 燈毬」が最高金賞、「塙 水毬」が銀賞を獲得。翌 2026年は3銘柄すべてがメダルを獲得 し、勢いを示しました。
| 年 | 部門 | 受賞結果 | 対象銘柄 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 焼酎部門 | 最高金賞 | 塙 燈毬 |
| 銀賞 | 塙 水毬 | ||
| 2026 | 焼酎部門 | 金賞 | 塙 燈毬 |
| 銀賞 | 塙 玄毬 | ||
| 銅賞 | 塙 水毬 |
TWSC は、ウイスキー評論家・土屋守氏が実行委員長を務め、延べ500人超の専門家が香味・完成度・デザインなどを審査するコンテスト。焼酎部門は2020年創設ながら既に世界的影響力を持ち、メダル受賞ボトルはインポーターやバー業界の仕入れリストに優先的に掲載される傾向があります。(atpress)
3-3 受賞が示す“塙スタイル”の強み
- 硬水×福島県産大麦が生むクリアなトップノート
- 低温減圧蒸留でも香りがぼやけず、麦チョコやヘーゼルナッツを思わせるアロマが際立つ。
- 自由度の高い味設計
- 水毬=カクテル向けの軽快さ、玄毬=食中の厚み、燈毬=“スピリッツ的位置付け”の35度――と用途別に差別化。審査員からは「ブランド全体の世界観が明確」とのコメントも。
- 国際コンクールを軸にしたブランド発信
- 受賞メダルをボトルに貼付し即時 EC に反映。海外バーテンダーの SNS 投稿増加で認知が加速。
これらの結果は、「焼酎って、自由だわ。」というブランドコンセプトが“日本発ワールドクラスのクラフトスピリッツ”として通用することを証明しています。
奥久慈塙蒸留所 の挑戦はまだ始まったばかり――次章では、三大銘柄それぞれの味わいと楽しみ方を詳しく掘り下げます。
🌔第4章 三大銘柄徹底解剖
共通スペック早見表
| 銘柄 | アルコール度数 | 麹 | 蒸留法 | ボトル容量 | キーワード |
|---|---|---|---|---|---|
| 水毬(みずまり) | 25 % | 白麹 | 減圧 | 720 ml 他 | みずみずしさ/カクテル |
| 玄毬(くろまり) | 25 % | 黒麹 | 減圧 | 720 ml 他 | コク/食中酒 |
| 燈毬(ひまり) | 35 % | 白麹 | 常圧+後熟 | 720 ml 他 | 力強さ/ロック |
4-1 塙 水毬(MIZUMARI)
味わいの特徴
- トップノート:ホワイトチョコ、青リンゴ、かすかなシトラス。
- 口当たり:硬水仕込みゆえのシャープなキレと、円みのある麦の甘みが同居。
- フィニッシュ:ミネラル感とハーブを思わせる爽快な余韻。
おすすめの飲み方
| スタイル | レシピ | 味の印象 |
|---|---|---|
| シトラス・ハイボール | 水毬30 ml+ソーダ90 ml+ライム1/8カット | 香りが立ち、後口がドライ |
| 柚子ジンジャーサワー | 水毬45 ml+柚子シロップ10 ml+ジンジャーエール適量 | 甘酸っぱくスパイシー |
| ロック/水割り | 氷または硬水でトワイスアップ | 麦の旨味がより丸く |
用語メモ:減圧蒸留
釜内を減圧し、65-70 ℃程度の低温でアルコールを蒸留する方法。揮発性の高いフレッシュな香りを逃さず、雑味の発生を抑える。
4-2 塙 玄毬(KUROMARI)
味わいの特徴
- トップノート:ローストナッツ、黒糖、ほんのりスモーキー。
- 口当たり:黒麹由来のコクと乳酸系のまろやかさが同時に広がる。
- フィニッシュ:キレの良い後口が料理を引き立てる。
料理とのペアリング例
| 料理 | 相性ポイント |
|---|---|
| グリルチキン+レモン | 香ばしさと麦のロースト感がリンク |
| タイ風グリーンカレー | 黒麹の酸味がココナッツと調和 |
| ソイソース系和食(照り焼き等) | 旨味のレイヤーを増幅 |
用語メモ:黒麹
黒麹菌 Aspergillus luchuensis を使うことで、柑橘系の香りとクエン酸が生成され、深いコクと酸味が生まれる。焼酎の世界では主に泡盛や濃厚タイプに採用。
4-3 塙 燈毬(HIMARI)
味わいの特徴
- トップノート:バニラ、メープル、ドライフルーツ。
- 口当たり:35 %のボリュームを感じつつ滑らか。常圧蒸留ならではの重厚ボディ。
- フィニッシュ:樽感を思わせるウッディ&スパイスが長く残る。
おすすめの飲み方
- ストレート(15 °C前後)
- 麦に加えナッティな甘香が立体的に。
- ロック
- 氷がゆっくり溶ける過程で甘み→ビターの順に移ろい、会話の長い夜に最適。
- “燈毬オールドファッションド”
- 燈毬45 ml+黒糖シロップ5 ml+アンゴスチュラビターズ1dash。和テイストのハイエンドカクテル。
用語メモ:常圧蒸留
大気圧下で100 ℃付近まで加熱して蒸留する伝統手法。高沸点の油性成分が抽出され、リッチで複雑な香味が得られる。
🌕第5章 素材と製法が生む “唯一無二” の味わい
5-1 地元産〈二条大麦〉100 %
奥久慈塙蒸留所 では、福島県内—とりわけ塙町周辺—で契約栽培された二条大麦を使用しています。
標高差と昼夜の寒暖差が大きい丘陵地はデンプンがゆっくり蓄積するため、蒸留後に麦チョコのような甘香と深みを残すのが特長です。
地元農家は原料づくりだけでなく、仕込み作業にも携わり “畑からボトルまで” の一体感を創出しています。(奥久慈塙蒸留所)
5-2 阿武隈山系が育む〈硬水〉
久慈川水系に注ぐ地下水は、花崗岩層を通ることでカルシウム・マグネシウムを豊富に含む硬水となります。
ミネラルが酵母を活性化し、輪郭のくっきりしたキレとクリアな余韻を形成。一般には設備負担の少ない軟水が主流ですが、あえて硬水を選ぶ姿勢が“塙スタイル”の芯を支えています。(奥久慈塙蒸留所)
用語メモ:硬水/軟水
- 硬度120 mg/L以上が硬水。発酵力が強まり、味もシャープ。
- 軟水(硬度60 mg/L未満)は、クセが少なく優しい酒質になりやすい。
5-3 麹づくり — 白麹 × 黒麹の妙
- 白麹(水毬・燈毬)
- 生成されるクエン酸量が穏やかで、フローラルな香りを引き出す。
- 黒麹(玄毬)
- 柑橘様の酸とローストナッツのコクを生み、濃厚な食中タイプに最適。
麹室(こうじむろ)では温湿度を細かく制御し、48 時間かけて菌糸を均一に伸ばすことで雑味の原因となるバラつきを防いでいます。
5-4 蒸留テクノロジー — 減圧と常圧を使い分ける
| 銘柄 | 蒸留 | ねらい |
|---|---|---|
| 水毬・玄毬 | 減圧蒸留(45-70 ℃) | 軽やかな芳香・雑味の抑制 |
| 燈毬 | 常圧蒸留(約90 ℃) | ボディ感と旨味の凝縮 |
減圧蒸留は真空ポンプで釜内圧を10 分の1程度に下げ、低温で気化させるため “スッと抜ける香り” を保持します。一方、常圧蒸留は高沸点の油性成分も抽出できるため、アルコール度数35 %の燈毬にリッチで複雑な骨格を与えます。(焼酎酒場くろいさ本店 by 大口酒造)
用語メモ:もろみ
麹・水・酵母・蒸した大麦を混ぜ、発酵させた液体。アルコール8-10 %まで育ててから蒸留に回す。
5-5 活性炭濾過と後熟で仕上げる
蒸留直後の原酒は香味が強すぎたり、油分が残ったりします。
そこで、 ヤシ殻由来の活性炭を通して微量成分を選択吸着し、尖りを取り除きます。過度の濾過は個性を奪うため、銘柄ごとに炭の粒径・接触時間を変えるのも職人技。
さらにステンレスタンクで数ヶ月静置し、アルコール分子と水分子を馴染ませて角を丸めます。(shinagawa-ac.jp)
5-6 “地域循環” が深める味
原料生産 → 仕込み → 搾り粕(粕焼酎や飼料へ再利用) → 観光体験までが半径数キロに収まる 小さな循環系 は、エネルギー負荷の低減とフレッシュ素材の確保を両立。
こうした、“地産地醸” サイクルこそが、世界の品評会を席巻するクオリティを裏で支えています。
🌒第6章 焼酎の新しい楽しみ方
6-1 “FREE STYLE” カクテル 3選
ベースはすべて、 〈塙 水毬〉 45 ml を推奨 — 25 %とライトボディなので割っても香味が負けにくい。
| カクテル名 | レシピ & 作り方 | 味わいのポイント |
|---|---|---|
| Mugi Mojito | 水毬+ライム1/2個+ミント10枚+ガムシロ10 ml+強炭酸水90 ml | 麦の甘み×ハーブが爽やか。ラムでは出ない“香ばしさ”がアクセントに。 |
| Oita Chu-hi 2026 | 水毬+冷えた麦茶30 ml+パンダンシロップ5 ml+ココナッツソーダ90 ml(The Week誌“春の背の高いカクテル”から着想) | トロピカルな香りと麦茶のロースト感で甘・香・苦のバランスが秀逸。(The Week) |
| Shochu Tonic Espresso | 水毬+冷却エスプレッソ20 ml+トニック60 ml+オレンジピール | コーヒーのビターをトニックが伸ばし、後口に麦の甘香がふわり。 |
ポイント
- 氷はロックアイスを推奨。溶けにくく味がブレにくい。
- 炭酸はグラスのフチを沿わせて静かに注ぎ、気泡の抜けを防ぐのがプロの技。(宝酒造)
6-2 割り方・温度でここまで変わる!
| 割り方 | 基本比率 | 体感アルコール | 味の特徴 |
|---|---|---|---|
| ストレート(15 °C) | 100 %焼酎 | ★★★★★ | 原料の甘みと香りが最も濃密。 |
| ロック(0-5 °C) | 焼酎:氷=6:4 | ★★★★☆ | 温度低下で甘みが引き締まり、キレ際立つ。 |
| 水割り(1:1) | 焼酎:硬水=1:1 | ★★★☆☆ | ミネラルで味幅が広がり、食中でも飲み飽きない。 |
| お湯割り(6:4) | 60 °C湯→焼酎 | ★★★☆☆ | 湯気と共に麦の香ばしさが立ち上がる。 |
| ソーダ割り(1:2〜1:3) | 焼酎:炭酸 | ★★☆☆☆ | 爽快感が増し、香りも高揚。1:3にすると昼飲み向き。(たのしいお酒.jp-おいしいお酒をもっとたのしく。) |
コツ: 炭酸割りは「強炭酸」「冷凍グラス」「最後にステア1回」が鉄則。泡持ちと香り
立ちが格段にアップします。(宝酒造)
6-3 “世界の料理” ペアリング早見マップ
| 料理ジャンル | 相性◎の銘柄 | ペアリングの鍵 |
|---|---|---|
| 和食(焼鳥・照り焼き) | 塙 玄毬 | 黒麹のコクとタレの甘辛が同調。 |
| 韓国(サムギョプサル) | 塙 水毬+ソーダ | 肉の脂を炭酸がリセット、青リンゴ様の香りがネギ塩にマッチ。 |
| タイ(グリーンカレー) | 塙 玄毬 ロック | ココナッツの甘みと乳酸系まろやかさが溶け合う。 |
| メキシコ(タコス・アルパストール) | 塙 燈毬 ストレート | 35 %のボディとスパイス感がチリ&パイナップルに負けない。 |
| フレンチ(鴨のロースト) | 燈毬+少量常温水 | 樽様のバニラ香が赤身の甘みを引き立てる。 |
ペアリングは、 ①テクスチャー(濃淡・温度) と ②風味の共通点/補完関係 を見極めるのが基本。焼酎は度数・割り方で質感を自在に変えられるため、ワインよりも守備範囲が広いのが強みです。(いいちこスタイル)
6-4 “自由な焼酎体験” をオンラインで
各種セットや限定ボトル、グラス付きギフトは公式オンラインショップで購入可能。
- 奥久慈塙蒸留所オンラインショップ
🌗第7章 ギフト&プレミアムシーンで選ばれる理由
7-1 洗練された化粧箱デザイン
和紙を思わせるマット地に、銘柄カラー(⽔毬=淡藍、玄毬=墨黒、燈毬=朱橙)の水玉が浮かぶミニマルな意匠は、年齢・性別を問わず好印象。
ロゴの“毬”モチーフが箔押しで煌めき、3,000 円前後でもハイエンド感を演出します。
7-2 用途別に選べるセットバリエーション
| シーン | セット内容 | 価格帯 | 贈る相手例 |
|---|---|---|---|
| 誕生日・記念日 | 水毬 720 ml ×1(専用グラス付き) | 6,800 円前後 | パートナー、親しい友人 |
| お中元・お歳暮 | 水毬+玄毬 720 ml ×各1 | 5,300 円前後 | 取引先、上司 |
| ウエディング | ミニボトル 300 ml 3種セット | 4,200 円前後 | 参列者への返礼 |
| 晩酌好きの父へ | 燈毬 720 ml ×1(桐箱) | 3,000 円台 | 父の日、還暦祝い |
全セットに熨斗・名入れ短冊を無料で対応。複数宛先配送にも追加送料なしで対応してくれるため、“まとめ買い”にも最適です。
7-3 “相手に合わせて選べる度数” が喜ばれる
- 25 %(水毬・玄毬):日本酒好きでも抵抗なく楽しめ、カクテルアレンジも自由。
- 35 %(燈毬):ウイスキー党・ジン党へのサプライズに好適。ロックグラスを添えれば一層特別感が増します。
7-4 飲み方リーフレット&QRレシピ付き
セットには、 カクテルやペアリングを解説するリーフレット が同梱。さらにボトルネックの QR コードからは、公式サイトの「塙’s BAR」ページへ即アクセスでき、最新カクテル動画を視聴可能です。贈られた側が“開けた瞬間から楽しみ方をイメージできる”設計が、高評価レビューにつながっています。
7-5 地方創生ストーリーが“語れるギフト”を実現
「休眠蔵の復活」「地元農家との協働」「国際コンクール受賞」といった背景は、開封時の話題作りに最適。贈る側も受け取る側も誇らしくなれる“ストーリー込み”のプロダクトは、企業の周年ノベルティや VIP への手土産 として指名買いが増加中です。
7-6 オンライン手配が簡単
公式 EC では、在庫リアルタイム表示・日時指定配送・クレジット/各種電子マネー決済に対応。
- 奥久慈塙蒸留所オンラインショップ
「20 本以上で法人割引」「オリジナルメッセージカード印刷」など BtoB サービスも充実している
ため、慶弔ギフトやキャンペーン賞品のまとめ発注もスムーズです。
🌗第8章 購入・現地体験ガイド
8-1 まずは公式 EC で取り寄せ
- 最短 2 分で注文完了
商品一覧・在庫表示・ギフト設定(熨斗/名入れ)までワンページで操作できるので迷いません。
→ 奥久慈塙蒸留所オンラインショップ - 日時指定・複数宛先配送 OK
決済はクレジットカード/PayPay/Apple Pay など主要電子マネーに対応。14 時までの注文は原則当日発送(在庫がある場合)。
※離島を除き、首都圏なら最短2日で到着します。
8-2 直売所で、“できたて”を味わう
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県東白川郡塙町大字板庭字原木沢32 |
| 営業時間 | 9:00 – 16:00 ※水曜定休、年末年始休あり (奥久慈塙蒸留所) |
| 設備 | 試飲カウンター(無料/3種)、限定ボトル販売、グラス・グッズコーナー |
| 予約 | 個人は不要(5名以上は前日までに電話 0247-57-8302) (奥久慈塙蒸留所) |
ここがポイント
- 試飲は20 歳以上限定。ドライバー向けにノンアル麦茶が用意されています。
- 季節限定「新焼酎(無濾過原酒)」は直売所のみの取り扱い。
8-3 アクセス方法
| 起点 | 交通手段 | 所要 | ルート例 |
|---|---|---|---|
| 東京駅 | 東北新幹線 → JR水郡線 | 約2 時間30 分 | 東京 →(新幹線)→ 新白河 →(水郡線)→ 磐城塙駅 → タクシー8 分 (town.hanawa.fukushima.jp) |
| 水戸駅 | JR水郡線 | 約1 時間40 分 | 水戸 → 磐城塙駅 → タクシー8 分 (town.hanawa.fukushima.jp) |
| 車(那珂 IC) | 常磐道+国道118号 | 約1 時間10 分 | 那珂 IC → 国道118/349 → 塙町中心 → 蒸留所駐車場(15台) (town.hanawa.fukushima.jp) |
タクシー:磐城塙駅前に常駐1–2台。土日祝は配車(0247-46-2111)が確実です。
バス:塙町コミュニティバス「板庭・塙駅線」〈板庭上〉下車徒歩5分(平日5便)。
公共交通を利用する場合、帰路の列車・バス本数が少ないため時刻表を要確認。
8-4 蒸留見学ツアー(要予約)
| コース | 内容 | 料金 |
|---|---|---|
| スタンダード(30 分) | 麹室見学+蒸留釜解説+試飲 | 無料 |
| プレミアム(60 分) | 上記+新焼酎原酒テイスティング&お土産グラス | 2,000 円 |
- 毎日 10:00/13:30 発(各回 10 名まで)。
- 予約は公式サイトの「Contact」フォームまたは電話で受付。 (奥久慈塙蒸留所)
8-5 周辺で立ち寄りたいスポット
- 源八山龍沢寺 – 八幡太郎義家伝説ゆかりの古刹。蒸留所から徒歩 12 分。
- 那倉川渓谷 – 秋の紅葉が絶景。車で 15 分。
- 道の駅 はなわ – 地元産大麦クラフトビールや干し柿などお土産充実。蒸留所から車 10 分。
「酒蔵+里山散策」で1日ゆったり過ごせるのが塙町の魅力です。
🌑第9章 まとめ ― 常世の郷から広がる“新時代の焼酎体験”
9-1 4つのキーワードで振り返る
- テロワール(Terroir)
- 阿武隈山系の硬水と福島県産二条大麦が、麦焼酎に“キレと甘香”という相反する魅力を共存させた。
- クラフトマンシップ(Craftsmanship)
- 十数名のチームが麹づくりからボトリングまで一貫手仕事。小規模だからこそ品質に妥協がない。
- イノベーション(Innovation)
- 減圧・常圧を駆使した味設計と“FREE STYLE”カクテル提案で、焼酎の飲用シーンを拡張。
- グローバル(Global)
- Kura Master・TWSC など国際コンクールでの受賞を梃子に、海外バーテンダーや日本酒専門店へ販路を拡大。
9-2 “塙スタイル”が示した未来
- 地域素材 × 現代技術 の融合は、地理的ハンディを逆手に取ったブランディング成功例。
- 日本酒市場が成熟する中、クラフト焼酎は伸びしろの大きいブルーオーシャン。塙町モデルは他地域の休眠蔵再生にもヒントを与える。
- 焼酎ファンだけでなく、ウイスキー・ジン愛好家へのクロスオーバー提案が市場を拡大。
9-3 読者へのアクションプラン
- まずは1本取り寄せて“硬水仕込み”を体験
- 奥久慈塙蒸留所オンラインショップ で水毬 720 ml を選び、炭酸割りとロックを飲み比べてみよう。
- 友人とシェアして“味変”を楽しむ
- 玄毬と燈毬を加えて3種飲み比べ会を開催。料理担当とバーテンダー役を決めれば盛り上がること請け合い。
- 次の週末は塙町へ小旅行
- 直売所試飲→那倉川渓谷トレッキング→道の駅はなわで地元グルメ、という“半日モデルコース”がおすすめ。
- ハッシュタグ #塙スタイル で発信
- オリジナルカクテルやペアリングを SNS に投稿し、クラフト焼酎コミュニティを一緒に広げよう。
最後に —
焼酎は、“こう飲むもの”という固定概念を手放した瞬間、未知の香りと味わいが開けます。奥久慈塙蒸留所が提案するのは、まさにそんな“自由で創造的な一杯”。常世の郷から届くボトルを手に、あなた自身の“新時代の焼酎体験”を始めてみませんか。